昨日12月14日に日本を出発し、まず1箇所目フィリピン・セブに到着しました!
私は元々ワーキングホリデーやバックパッカー、と海外を旅するのが好きでしたので「慰霊碑巡りの旅」記事では、旅の要素も含めラフな投稿にしようと思います。
夜でも汗が少し滲むほどの暑さとじめじめした空気、そして独特の匂い
空港に降り立つと、またフィリピンに来たんだなといつも感じます。
5時間半のフライトの後、いつものように空港で1時間以上タクシーを待ち、お宿に到着したのは午後9時前でした。
日本人の多いお宿なので、早速日本人同士で夕食をとりに行きました。
長期休暇の時期でもないのに、なぜ若い人が海外に滞在できるのか?旅で出会う人には必ず聞いています。
会社経営者や長期休暇が(仕事柄)取れやすい会社、つい先日会社を辞めた人、ワーキングホリデーの合間に旅をしている人など、多くの属性を持った人がいてとても面白いです。
慰霊を目的として訪れていても、時間があればその場所で味わえるものを楽しみたいですね。
若い方は、ゲストハウスに行くと同年代のビジターが多くいるので特にオススメです。
さて、本日12月15日から早速慰霊碑を訪れます。比較的近くにある「セブ観音」と「南方第十四軍団陸軍病院戦没者之碑」です。
まず「セブ観音」は マルコポーロ・プラザ・セブというホテルの敷地内にあります。
大きいホテルですので、タクシードライバーもよく知っている場所だと思います!
セブの中心街からは距離もあり、ホテルは小高い場所にあるので歩いてくのは大変です!
初めての場所へは歩いて散策することが趣味の私は、市内から歩いて登りました。振り返るとセブの街やセブ海峡まで望めました!
次に「南方第十四軍団陸軍病院戦没者之碑」Vincente Sotto Memorial Medical の敷地内にある慰霊碑を訪れました。
こちらもタクシーを使えば容易に訪れることができそうですが、敷地内のどこにあるのか病院関係者に聞いても知っている人がおらず、 最終的に運よく見つけることができました。
帰ろうと敷地外に向かっている道中に慰霊碑があったので、とてもラッキーでした!
訪れたことの無い慰霊碑を確認できると、普段の慰霊碑巡りとは別の嬉しさがあります。
先祖の墓参りに訪れるように慰霊碑を訪れているので、「やっと来れた」と思ってしまいます。
今日自分の歩いていた場所や今見ている綺麗な海が、74年前には戦いがあり日本人を始め大勢の兵士や民間人が亡くなったのだと知っている人はどれくらいいるのでしょうか。セブだけではなくサイパンや沖縄でも大勢なくなりました。しかしそれを意識してしまうと純粋に旅行を楽しめなくなる人も多く、無関心でいるのが一番何事もなく楽しめて無難と言えるでしょう。
それでも旅程の中の数時間でも慰霊碑や所縁の場所へ訪れ、過去を忘れず、今こうして生きていることが大切なものだと感じる機会を作って欲しいですね。
『慰霊に訪れた後は全力で旅行を楽しむ!』というスタンスが理想的です。
また今回 “南方第十四陸軍病院” の慰霊碑に千羽鶴が手向けられており、そう遠くない日に慰霊に訪れた方がいらっしゃいました。これまで他の方が慰霊に訪れた形跡のようなものを見ることがなく、一部現地の方が訪れた方の帳簿を管理しているだけでした。
慰霊に訪れた方々がシェアできるコミュニティや掲示板のようなものがあれば、現地の最新の情報を知ることができる上、慰霊巡拝に興味を持つ機会が増えると思います。
現在はフェイスブックページのビジターズポストを、訪れた方々のストーリーをシェアする場としてお使いくだい。(戦没者慰霊碑巡り・レイテ島戦没者慰霊碑巡り)
【 今回訪れた慰霊碑 】
◉ セブ観音
◉ 南方第14軍陸軍病院