バンコクからカーンチャナブリーへは、バスやミニバンの他、列車という手段もあります。
バスやミニバンの方が便数も多く便利ですが、カーンチャナブリーへの途中にあり泰緬鉄道の起点駅である「ノンプラドック駅」へ寄る為、列車で向かいます。


チケット売り場で目的地を伝え、チケットを購入します。価格は31バーツ(約100円)と格安です。
外国人観光客は値段の高いクラスの車両しか利用できないと聞いていましたが、低いクラスの車両しかない便だったのでしょうか。全体的に埃っぽいシートばかりでしたが、乗れなくもないという印象です。

乗車券

3時間の旅程となるので、売店で朝食を購入。大きな駅に停車すると売り子が食べ物を売りに来るので、食べ物には困ることはなさそうです。

切符に記載されていた所要時間は約3時間でしたが、実際には2時間程度で到着しました。降りたのは地元の方3人だけでした。

ノンプラドック駅のホーム

駅のホームに『泰緬鉄道起点駅』という石碑があります。タイ側はこのノンプラドック駅、ミャンマー側はタンビュザヤが泰緬鉄道の始点となります。
ここからカーンチャナブリーを通り、ミャンマー方面へ工事が進められました。

駅のホームにある石碑

泰緬鉄道は『日本軍の加害』の中でも有名で、学校の歴史の授業で知った時から、この場所を訪れてみたいと思っていました。

『ようやくこの地に来れたんだ』という気持ちでいると、突然お婆さんに連れられ駅前の大衆食堂のような所へ。

「あなた日本人だよねぇ?日本人なんて滅多に来ないから、ゆっくりしていきなよ」

日差しの強い場所にいた自分を気遣い、日陰になっている食堂に案内してくれたのでしょう。

お話を聞くと、やはり昔は日本人が来ていたけれど、今は訪れる人がほとんどいないようです。

観光地ともなっているカーンチャナブリーを訪れる人は多いですが、その道中の起点となった駅を訪れる人は少ない。

知名度が低いことが一番の要因でしょうが、そもそも『起点駅』だからという理由で訪れようと考える人は少ないかと思います。
バンコクからこのノンプラドック駅までは便数が多いのですが、カーンチャナブリーまでの列車は1日2便(日曜は3便)しか無く、列車での移動が不便であることも理由の一つと考えられます。

その後、ラチャブリのDon Toom寺院に慰霊碑(?)が設置されているとの情報がありましたが、お寺の方に聞いても見つかりませんでした。
その方が帰宅する際に、最寄駅まで車で送ってくださいました。

ノンプラドック駅の隣の駅にて列車を待ちます。タイ語の表記しかありませんが、カンチャナブリ方面は15時半に来るとのことでした。小さな駅には駅員も発券所もありませんが、踏切の係員に教えていただきました。

駅にある時刻表は参考になりませんでした…
踏切のバーは、係員が手動で操作しています

15時半より少し早く列車が到着し、乗車しました。
車内で切符を購入しますが、外国人観光客は高いクラスの車両にしか乗車できないようで、運賃は100バーツかかりました(恐らく乗車区間関係無く)。シートは少し昔の日本の車両とほとんど同じ様でした。

1時間ほどでカーンチャナブリーへ到着しました。陽はかなり落ちていましたが、宿に荷物を置いて「戦場にかける橋」と慰霊碑へ向かいます。

いつもの様に駅から近い宿を予約しましたが、まずは駅で翌日の出発時刻を確認。
混雑を避ける為、6:07出発の始発列車でアルヒル桟道橋へ向かいます!

カーンチャナブリー駅から戦場にかける橋までは徒歩30分の距離にあります。駅前にバイクタクシーも待機しているので、アクセスは容易です。それにしても観光客が多い…

戦場にかける橋”Bridge on river Khwae”

ちょうど良いタイミングで列車が橋を通過しました!
これを目当てに写真を撮る人も多いのですが、柵も無く危険でした。

橋を通過する列車

なお、博物館と慰霊碑はすでに閉館していて、この日に訪れることはできませんでした。


宿へ戻り付近のナイトマーケットで食事を取り、早めに就寝しました。
翌日は有名な『アルヒル桟道橋』と泰緬鉄道博物館、慰霊碑を訪れます。


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