
リモン峠 – オルモックへと続く2号戦の入り口でもあるパロ。
このパロの市街地の北に位置する『十字架山』(HILL520)は、海岸線やタクロバン=パロを結ぶ街道を俯瞰することのできる要衝で、歩兵第33連隊主力と米第19連隊第1大隊が対峙しました。
3日間の戦闘にてパロは制圧され、最後に第33連隊本部付近の将兵が斬り込みを行い、連隊長・鈴木大佐は戦死または本部のあった十字架山麓で自決とされます。
基本情報
建立者:日本国曹洞宗三重県第一宗務所
建立日:1978年9月
所在:パロ,サン・ノセ地区/Brgy. San Jose
座標:11°09’54.4″N 124°59’17.1″E
訪問手段
1. 慰霊碑付近へ
◉ タクシーやトライシクルを利用
空港やタクロバン市内から、タクシーまたはトライシクルをチャーターし慰霊碑へ直接向かいます。
◉ ジプニーを利用
Tacloban Transport Terminalからパロ行きのジプニーに乗車または タクロバン市内にて Campetic行きのジプニーに乗車しBIRにて降車、パロ行きのジプニーに乗り換え、パロ市街地手前(地図A地点)にて下車します。



2. A地点から慰霊碑へ
上地図A地点よりB地点へ川沿いの路地を道なりに進みます。慰霊碑の場所まで徒歩20~30分程度、トライシクルでは5分もかからない程の距離です。
B地点にて写真の様に右側に開けた土地が現れ、この土地の縁を歩き竹やぶへ入って行きます。そして斜面に現れる階段を上がると慰霊碑が建立されている。
※ 雨天時は地面が泥濘んでおり注意




慰霊巡拝の様子
十字架山麓の慰霊碑への訪問手段を解説致しましたがいかがでしょうか。ご不明点・ご質問がありましたらコメント欄よりお寄せください。日々アップデートしてまいります。
また、ネットショップにてガイドブックも頒布しておりますので、よろしければ巡拝にお役立てください。
