山添大尉(当時 中尉)は独立歩兵第36大隊に属しドゥラグの守備隊長を務めていたが、ゲリラとの戦闘で1943年4月18日戦死(日報には20日頃と記録されている)。現地住民に対し公平・友好的であったことから信望を集め、戦死後に地元住民により記念碑が建立された。
【碑文】
記念碑
第2次世界大戦の傷跡が今なお残り住民の反日感情も根強いレイテ島ドラグ市を日本軍が占領中に公平で友好的な態度を貫き市民の信望を集めた日本兵山添勇夫陸軍大尉並びに勇士達の遺徳を偲び記念碑を地元の人々の手で建立された。
1943年4月18日この地点で戦死された
【基本情報】
所在:ドュラグ, デルピラー地区/Dulag, Brgy.Del Pilar
座標:10°57’35.0″N 125°00’18.5″E
【訪問手段】
1. ドゥラグまたはブラウエン を目指す
記念碑はドゥラグ=ブラウエン間の道路脇にある為、まずはどちらかの町へ向かう。
◉ドュラグ:
タクロバン郊外のNewBusTerminal、または市内のバンターミナルにて南レイテ行きのバンに乗車
◉ブラウエン:
タクロバン郊外のTaclobanTransportTerminalにてブラウエン行きバス、タクロバン市内のバンターミナルにてブラウエン行きバンに乗車し終点ブラウエンのバスターミナルで下車。
2. トライシクルまたはバイクタクシーに乗換え
ドゥラグまたはブラウエンから記念碑まで、トライシクルまたはバイクタクシーを利用する。ジプニーの様に乗合方式のトライシクルも運行しており、上手く活用出来れば安く済む。
記念碑はサンビンセント地区(Brgy.San Vincente)とデル・パイラー地区(Brgy.Del Pilar)の境界からブラウエン側へ100M程度の場所に位置する。ドゥラグから行く場合は道路右側に鳥居が見え、見落とさない限りは容易に訪問可能。
【付近の慰霊碑】
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