この日はオルモックへ行きカンギポット山へご一緒する方々と合流します!
オルモックへ行くついでに、タクロバンとオルモックのバスターミナルがどのように変わったのか調べます。
出発前友人に聞いたところ、タクロバンのショッピングモール “Robinsons Place” の敷地にあるターミナルということで、まずはRobinonsへ向かいます。
ショッピングモールの裏に、、、ありました!
オルモック行きを確認し、早速乗車します!
バスにはエアコンも無く途中でよく停車するので、バンに比べると乗り心地は悪く時間もかかります。しかしパロ-リモン峠-オルモックと、かつて戦いのあった場所をじっくり眺めながら移動できるので、私はよく使います。
この日はタクロバンから約2時間半でオルモックに到着しました!
前回まではオルモック市街地にあるターミナルでしたが、さてここは何処…?
…!
あ、オルモック郊外に新しくできた “Robinsons Place”
確か前回来た時にはまだオープンしていなかったはず。。。
ということは、市街地までまだ距離はある。
以前のようにホテルから徒歩でターミナルまで行けんのかぁ…
まあ、とにかくオルモック市街地へ行かねば!
ホテルに向かう前に、道中にある “コンクリートハウス” へ。
70年余り経っても未だに残る、当時の戦闘の跡です。
1944.12.10から始まったオルモック市街戦にて、市街地の外れに位置しリモン峠へ至る街道沿いにあるこのコンクリートハウスに籠城し、抵抗をしていましたが籠城していた部隊は全滅。
そしてオルモックが陥落したことにより、戦力の限界に達していた日本軍は西海岸へ撤退していきました。
銃弾や砲弾の跡が手の届く場所にもあります。
合掌。
コンクリートハウスは私有地に建てられているので勝手に入るのは厳禁ですが、敷地の方々みなさんとてもフレンドリーでした。
オルモック市街地にあるホテルにチェックインし、日本から来られた方々と落ち合う。
明日の打ち合わせをした後、オルモックを散策。
ご一緒している方が散策中に発見したフィリピン人の慰霊碑、碑文は何も無く、公園の一角に建てられているだけでした。
ゲリラ兵だけではなく民間人も大勢亡くなりました。
レイテ島が親日のフィリピンの中でも、反日感情が高いと言われているのはその為です。
この事は、日本人戦没者と同じくらい忘れるべきではありません。
オルモックへ行く際は、この碑にも訪れてみてください。
翌日はカンギポット山を望む、世界平和慰霊公園の碑へ向かいます。