レイテ島への主な渡航手段は、タクロバンへ国内線の飛行機で向かう方法と、セブからオルモックへ船で向かう方法です。ここでははセブ-オルモック間のフェリーについて簡単に解説します。
フェリーターミナルの場所と乗船方法
【セブ港】
セブ港は3.5Kmの海岸線に5つの埠頭(Pier)があり、フェリー会社によって利用する埠頭が変わる場合がありますが、オルモック行きの多くの高速船はPier.1(第1埠頭)から出航します。(参考:Everything Cebuウェブサイト)
タクシーでセブ港へ向かう際は、埠頭の番号または乗船するフェリー会社も伝える必要があります。
乗船するフェリー会社を伝えておくと、フェリーターミナルの手前にあるチケット売り場の近くで降ろしてくれます(チケット売り場はターミナルの外にあります)。チケット購入時にはID(パスポートなど)が必要です。
チケットを購入しターミナルへ向かいます。ターミナル入り口でチケットとID(パスポートなど)を提示し中に入ります。ターミナルに入ると、チェックインカウンターと搭乗ゲートの番号を確認します。
ターミナル利用料(Terminal Fee)はチケットの料金に含まれていることが多く、料金明細にTerminal FeeまたはT-Feeと記載があれば支払う必要はありません。心配でしたらチケット購入時またはこちらのカウンターにて確認できます。
セキュリティチェックの後、飛行機と同じようにチェックインを行います。チェックインにて座席が割り振られ、大きな荷物も預けることができます(有料)。
チェックインまで済ませると、あとは搭乗のアナウンスまで待ちます。
【オルモック港】
オルモック港には埠頭は1つしかなく、港敷地内にフェリー会社の窓口があります(2GO TRAVEL, Oceanjet, Rooble shippingなど)。チケットの購入時に座席が指定されるので、チェックインの必要はありません。港の目の前にはタクロバン行きバンの発着場があり、徒歩圏内にホテルやカフェもあります。
運行会社
セブ-オルモック間のフェリーは、高速船・大型フェリーの2種類あります。個人的に利用したり広告をよく目にするのが、以下の4つです。
- 2GO Travel(Supercat):高速船
- Oceanjet:高速船
- Weesam Express:高速船
- Roble shipping:大型フェリー …..など
高速船の所要時間は約2時間半
大型フェリーの所要時間は約6時間
注意事項
- 高速船は天候が悪いとしばしば運休します。台風の多い時期には余裕を持った日程の計画をするか、飛行機を使った旅程をお勧めします。
- 座席クラスによって空調の無い場合もあります、事前にフェリー会社のウェブサイトをご確認ください。
- 大型フェリーは夜行便が多く、盗難に気をつけてください。
- 2018年12月時点の情報ですので、変わっている場合もございます。
ここではフェリーでレイテ島へ渡る方法を紹介しましたが如何でしたか。ほとんどの方は飛行機を利用しタクロバンから慰霊巡拝をスタートさせるかと思いますが、レイテ西海岸のみを訪問の場合は、セブからフェリーでのアクセスも有効です。しかし前述の通り船便は天候の影響を大きく受ける交通手段である為、旅程に余裕の無い場合は飛行機の利用を推奨します。
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