高雄散策1ヶ所目は、旗津(Cijin)という海に面した、島のような地域を訪れました。

まず地下鉄(MRT)で西子灣(Sizihwan)駅へ行き、徒歩で鼓山(Gushan)フェリーターミナルへ、そして旗津へフェリーで向かいます。
西子灣駅改札に、港への行き方の書かれたポスターがあるので、迷うことは無さそうです。

西子灣駅にて
鼓山フェリーターミナル

ターミナル右側の「乗客入口」より入場します。
大人の運賃30NTD(100円程度)を、入場口の運賃箱へ直接入れます。小銭がない場合は、両替もしてくれます。

船の1階がバイクや自転車用、2階が乗客用です。乗船時間は10分もありませんでした。

まずは港から「高雄灯台」(高雄燈塔)へ。1883年に建てられ、日本統治時代に改修されたものです。

灯台からは高雄市街や高雄港を望むことができます。
フィリピンへ向かう部隊を含め、多くの兵士が立ち寄ったんだなぁと思いに耽る。

高雄灯台より望む高雄市街・高雄港

高雄灯台の近くにある「旗後砲台」(旗後砲臺)は日本統治以前の建造物で、日清戦争後「乙末(いつび)戦争」にて日本軍と清(の残兵)との戦闘が行われました。

旗後砲台の跡地
旗後砲台より望む旗津の街

そして本日の目的地「戦争與和平紀念公園(戦争と平和記念公園)」へ。太平洋戦争や国共内戦、朝鮮戦争で戦没した台湾出身兵士を弔う公園です。

日本兵として太平洋戦争を戦った台湾人が多くいる事は、多くの人が知っていると思います。

台湾歴代戦没将士英霊紀念碑

しかし大戦後、多くの台湾人元日本兵が国民政府軍(国民党政府)に徴用され国共内戦に参加しました。捕虜となり、人民解放軍に徴用され逆に国民政府軍と戦う人、朝鮮戦争時に「中国人民志願兵」として戦地へ送られる人も。

詳細は片倉佳史氏執筆の 「台湾人元日本兵」を弔う公園を訪ねる|nippon.com を読んでみてください。

台湾歴代戦没将士英霊紀念碑

トロン・アミ族の伝説によると、族人が異郷で戦死すると、
祖先の霊は戦死者に翼を授け、飛んで帰らせるという。
第二次大戦中
東南アジア、オセアニア、沖縄、中国で戦死した台湾人日本兵
国共内戦と朝鮮戦争で戦死した台湾人国府兵と中共兵を祈念し
謹んで英霊の安息と平和の永続を祈願します。

戦争與和平紀念公園主題館

台湾人元日本兵の調査や支援活動に命をかけた、許昭栄 氏のモニュメント。
許氏のエピソードについても上記記事に書かれています。

許昭栄 氏のモニュメント

日本兵として命を懸けて戦ったにも関わらず戦後は日本人と認められず、
日本軍兵士や国民政府軍兵士であったことにより迫害・弾圧され、「兵士となる以外生きるすべが無かった」人たちがいること。

日本が深く関わる出来事を、歴史をもっと知らねばと強く思いました。

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