パグサハンからカリラヤまでの道中

ラグナ州に滞在できる2日間で3ヶ所の慰霊碑を巡ります!
本日はパグサハン郊外の比島寺と、日本政府が建立したカリラヤの『比島戦没者の碑』を訪れます。

WIFIの使える屋外のパブリックスペースには宿のオーナーと愛犬がよくいて、コーヒーを勧められます(フィリピンでは3in1という砂糖とミルク入りの甘いコーヒーが人気)。
今回ラグナ州を訪れた際に、オーナーが何から何まで手伝ってくれ、容易に巡ることができました。


さて、まずはパグサハン郊外にある比島寺跡地へ向かいます。
パグサハンの中心部からトライシクルに乗り、比島寺のある集落入り口まで。

雨の降った後にこの急坂はかなり危険です…

集落を奥に進み10分程度、比島寺跡地がありました。

この比島寺には、戦艦武蔵乗組員の慰霊碑など多くの慰霊碑や、個人の墓標があるのですが、

碑はほとんど、放置状態でした。

木や蔓に覆われた碑

また、泥濘みの敷地を歩いていると足元に白いものが見え、拾ってみると

個人の方々の墓標

数え切れない程の墓標が剥がれ落ち、地面に半分埋まり草に覆われたまま放置されていました。全ての方々の墓標を拾い上げることはできませんでした…


比島寺跡地で放置された慰霊碑を目の当たりにしすっかり意気消沈してしまいましたが、カリラヤにも行かねばと、トライシクルで1時間弱かけ向かいました。

入り口で入園料20ペソを支払い、ジャパニーズガーデンの園内を歩きました。
宿のオーナーによれば、昔はとても綺麗な日本庭園だったようです。管理する人はいますが、庭園を手入れできる人はいないそうです。

日本政府の建てた『比島戦没者の碑』と、戦友会や個人の方々が建てれらた慰霊碑へお参りします。“多くの慰霊碑”が景観上の理由により埋設されたと聞いたことがありましたが。

慰霊碑の場所が分からず道なりに丘を登っていきますが、慰霊碑を見ることなく丘の頂上まで来ました。

台座の跡らしきものもいくつかあり、この辺りに慰霊碑があったはずなのですが…

『比島戦没者の碑』はありました!

比島戦没者の碑

慰霊碑がどこにあるのか聞く為、一旦入口の事務所まで。

庭園を管理する人達によれば、

『比島戦没者の碑』以外全て埋設されたようです。

『比島戦没者の碑』のある敷地横の斜面に一旦集められ、4,5年前に1ヶ所に埋設されたとのことです。

屋根のある建物の右側の斜面に一旦集められ、
慰霊碑の左奥生垣の角に埋設されました。

5m四方に慰霊碑が埋設され、その上には木のプランテーションがありました。
訪れる日本人の中には、その場所でお祈りをする人もいるようです。

2009年に元々の場所より移設があり、現在の場所に埋設されたのが2013~14年頃と認識しておりますが、詳細をご存知の方、お教えいただけると幸いです。


ここはまだ比較的訪れる人が多く、他の慰霊碑と比べ管理されやすいと思うのですが、なぜ “埋設” される必要があったのか。

それほど “景観に問題” があったのでしょうか。
それとも慰霊碑を1ヶ所に集める予定なのでしょうか。


比島寺跡地で放置された慰霊碑・ジャパニーズガーデンで埋設された慰霊碑

慰霊碑は維持されてほしいと思うだけあって、この2ヶ所の現状を知り、かなりショックでした。
しかしそれと同時に、この状況を良い方向に変えねばと思いもしました。

まずは自分にもできる事をやる。

翌日10日は、山下奉文大将最期の地であるロスバニョスを訪れます。


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