レイテ島に派遣された静岡県出身部隊は、第26師団独立歩兵第13連隊が挙げられる。同連隊の第三大隊(重松大隊)が西海岸から脊梁山脈を越え、第16師団の残部や高千穂空挺隊、工兵の一部と共にブラウエン飛行場奪回作戦(和合作戦,12.6~7)に参加。一時は飛行場を確保したものの米軍により再占領され、そして米軍のオルモック上陸により作戦自体が中止となった。その後西海岸へ転進時に第三大隊は殿を務め追撃する米部隊の進行を阻止。その後昭和20年2月頃に連隊はカンギポット山付近へ到着し、シラッドにて自活を開始する。このシラッドが連隊終焉の地とされる。

碑文

日比両国の永遠の平和と繁栄を祈念し建立

戦後六〇年 二〇〇六年一月
静岡県議会議員英霊にこたえる議員連盟

慰霊碑左側面
慰霊碑右側面

慰霊碑情報

建立者:静岡県議会議員英霊にこたえる議員連盟
施工日:2006年1月
所 在:ブラウエン, マグフバス地区/Burauen, Brgy.Maghubas
座 標:10°59’06.5″N 124°53’27.5″E

訪問手段

1. タクロバンからブラウエンへ

 タクロバン郊外のTacloban Transport Terminalにてブラウエン行きのバス、タクロバン市内のバンターミナルにてブラウエン行き乗合バンに乗車し、『ブラウエン, バランガイ・マグフバス』と乗務員に伝えます。

2. マグフバス地区で下車

 マグフバス地区には徒歩数分圏内に慰霊碑が3ヶ所建立されており、静岡県の碑へは「ペトロン(ガソリンスタンド)」を目印に途中下車します。ペトロンは進行方向左側にあり、「平和之碑」はその道路向かいの一角にあります。なお、途中下車できずに終点のブラウエンバスターミナルまで行ってしまった場合はトライシクルで戻る。

IMG 6764
降車の目印となるガソリンスタンド
写真右にガソリンスタンド・左に慰霊碑

巡拝の様子を投稿しています

ダガミ・ブラウエン慰霊碑参拝の様子も投稿しています、ご参考ください。

 ブラウエンに建立された静岡県の慰霊碑への訪問手段を解説致しましたがいかがでしょうか。ご不明点・ご質問がありましたらコメント欄よりお寄せください。日々アップデートしてまいります。

また、ネットショップにてガイドブックも頒布しておりますので、よろしければ巡拝にお役立てください。

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