【碑文】
平和の塔
こゝは太平洋戦争に於いて、比日米の多くの戦士達が祖国の為に、激しい攻防戦の中で無残に散り果てた痛恨の地である。人類が再びあの愚かにして悲惨な殺戮を繰返さぬ為に、不戦の誓いをこめて、弔魂の誠を捧げると共に、悠久の平和を祈念してこの塔を建立するものである。
1977年7月建立
京都比島桃陵遺族会/垣兵団生存者
【基本情報】
建立者:京都比島桃陵遺族会・垣兵団生存者
施工日:1997年7月
所 在:ブラウエン, マグフバス地区/Burauen, Brgy.Maghubas
座 標:10°59’24.2″N 124°53’31.3″E
【訪問手段】
タクロバンからブラウエンへ
タクロバン郊外のTacloban Transport Terminalにてブラウエン行きのバス、タクロバン市内のバンターミナルにてブラウエン行き乗合バンに乗車し、マグフバス地区(Barangay. Maghubas)にあるペトロン(ガソリンスタンド)を目印に途中下車。運賃支払い時に『マグフバスで降車する』旨を乗務員に伝えると良い。
ペトロンはブラウエンへ向かう途中の道路沿い左側に見え、降車後は来た道を(ダガミ方向へ)約250M戻る。なおバスを途中下車できずに終点のバスターミナルまで行ってしまった場合はトライシクルで来る。
左カーブの外側(東側)に、草むらを人の歩いた跡があります。この草むらを街道から50M程中へ入ると慰霊碑がある。除草されていれば、写真のように街道から白い塔が見える。
左カーブを抜けると奥の山の麓まで田んぼが広がる。開けた場所に出ると、行きすぎたと覚えておくと良い。
このマグフバス地区には、慰霊碑が500m範囲内に3つ建立されている。是非一緒に訪れて欲しい。
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