琉球ウミンチュ像建立の由来
1905年頃から琉球人は基隆に移住し、その後560人もの集落を形成した。台湾人は琉球人に居住地を提供。対して琉球人は漁法・造船・漁具修理など漁業全般の技術を惜しみなく伝えた。台湾人と琉球人が共助し、兄弟姉妹の如く暮らした輝かしくも誇らしい史実である。
戦乱と復興の中で、琉球集落は消滅したが長い歳月をかけ基隆市民は、社寮島(和平島)に散在していたスペイン人、オランダ人、先住民、そして多くの琉球人の遺骨を収集し、思い出と共に萬善公に祀ったのである。
此の度琉球各界の有志者は祖先の御霊を祀ってくれた基隆市民へ感謝の意を表すとともに、両国万世の友好と平和を希求し、ここに像を建立する。
2011年12月1日
琉球ウミンチュの像建立期成会
会長 名城政次郎
発起人 許光輝 石原地江
所在:基隆市, 中正区, 和平島公園敷地内(入園料:80NT$)
【行き方】
(1) 台北から基流へ
◉ 台湾鉄道を利用する
台北駅の [4番線] から『基隆』行きの列車に乗車し、終点で下車します。
運賃:41NT$(各駅停車)/所用時間:50分程度
基隆駅の改札を抜け、『出口南(忠一路・港西街)』へ向かいます。
◉ バスで向かう
台北駅そばの『國光客運台北車站』バスターミナルより[1813番]『基隆』行きのバスに乗車し、終点の『國光客運基隆站』バスターミナルにて下車します。
運賃:57NT$/所要時間:50分程度/電車より便数多め
國光客運台北車站
國光客運基隆站
なお『國光客運台北車站』バスターミナルへは、台北駅東1出口・MRT台北駅M1出口・地下街Y4出口が最寄りです。
(2) 基隆駅周辺から和平島公園へ
◉ タクシーを利用する
◉ バスを利用する
基隆駅南出口より、まず『國光客運基隆站』バスターミナルを目指します。
『國光客運基隆站』バスターミナルを通過し『港西街』通りを奥へ進むと、左手に『旅遊服務中心(Visitor Information Center)』があります。このビジターセンターの前から観光名所に停車するバス[T88番][T99番]を利用すると、和平島公園駐車場にある『和平島公園』バス停に停車します。
(※ Googleストリートビューと風景が大きく異なります)
[T88番]はラウンドバス、『基港大樓』『正濱漁港』を経由し『和平島公園』にて下車。
[T99番]『深澳漁港』行きバスに乗車し、『和平島公園』にて下車。
平日は [T88番] [T99番] の便数が少ないので、市内バスも利用できますが、降車場所より和平島公園まで500M程歩きます。
『基隆市公車総(市内バス)』にて [101番] [102番] 『和平島』行きバスに乗車し、『和平島公園』バス停で下車します。
※ [T88番] [T99番] の『和平島公園』バス停とは異なります
『和平島公園』にて下車の後、和平島公園まで道なりに500M程歩きます。
(3) 慰霊碑へ
窓口で入場券を購入し(80NT$)、和平島公園へ入場します。入場して最初の三叉路を右へ進み、突き当たりに慰霊碑があります。
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