レイテ・リモン峠にある工兵碑
工兵碑

鎮魂

1944年此の峠で工兵第一連隊及師団防疫給水部が奮戦し大半の将兵が戦没した
英霊よ安らかに眠り給え
祖国の平和に御加護あらんことを 合掌

1983年8月

楊光院勇烈保道清居士
楊光院勇烈保道清居士

基本情報

所在:カポーカン, サンホーキン地区/Capoocan, Brgy. San Joaquin
座標:11°15’39.5″N 124°34’05.4″E

訪問手段

1. タクロバン-オルモック間のバスまたはバンへ乗車する

タクロバンから

  • タクロバン市内のバンターミナルからオルモック/Ormoc行きのバンに乗車
  • Tacloban Transport Terminalからオルモック/Ormoc行きのバスに乗車

オルモックから

  • オルモック市内のバンターミナルからタクロバン/Tacloban行きのバンに乗車
  • Ormoc Transport Terminalからタクロバン/Tacloban行きのバスに乗車

2. 慰霊碑付近で下車

 乗務員または運転手へ「カポーカン, バランガイ・サンホーキン, シティオ77キロミター」(Sitio 77 kilo meter, Brgy San-Joaquin, Capoocan)で停車してほしい旨を事前に伝え、慰霊碑の付近で下車します。オルモックへ向かい右カーブの内側にあり見落としてしまうため、付近に目印となるものが無いためオフラインで使用できる地図アプリを頼りに慰霊碑前で下車することをお勧めします。

工兵碑・リモン峠
写真奥はタクロバン方面(2017年撮影)
工兵碑・リモン峠
2017年撮影
2024年撮影

3. 慰霊碑の管理者へ挨拶して立ち入る

慰霊碑の右側にある家具工房の旦那さんが、慰霊碑を訪れた日本人の帳簿を預かってくれています。

階段左側のお家に慰霊碑を管理されているご家族がいらっしゃるので、挨拶をして門を開けてもらいます。その後帳簿を持って来られてるので差し支えなければ記帳と、管理費用として幾らかお渡し頂けると幸いです。

レイテ・工兵碑横の家具工房

家具工房の風景(2017年撮影)

レイテ・工兵碑横の家具工房
2017年撮影

リモン峠の街道

 ブレイクネックリッジからこの工兵碑まで約7km程度の道のりです。健脚でしたら 鎮魂(砲一会) の慰霊碑も含めかつての激戦地を歩いて行くのも可能ですが、犬が道路上にたむろしそばを通ろうとする人に吠え追いかけることがしばしばあります。噛みつかれる事もあり危険ですので、可能な限り乗り物で移動してください。

また、リモン峠は現在もレイテ島の東西を結ぶ要衝として多くのバスやトラックが通っています。その道端でカラバウと呼ばれる水牛やヤギが放飼いされている光景も目にします。

カポーカン・リモン峠周辺の急坂
カポーカン・リモン峠
フィリピン・レイテ・ジャングル
リモン峠周辺

巡拝の様子を投稿しています

リモン峠に建立された慰霊碑3ヶ所への参拝の様子も投稿しています、ご参考ください。

 工兵碑への訪問手段を解説致しましたがいかがでしょうか。ご不明点・ご質問がありましたらコメント欄よりお寄せください。日々アップデートしてまいります。

また、ネットショップにてガイドブックも頒布しておりますので、よろしければ巡拝にお役立てください。

ネットショップ

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