ミャンマーの慰霊碑の中でも必ず訪れなければと思っていた、サガインヒル へ訪れました。
2/11 メイクティーラからマンダレーへの移動です。
メイクティーラ – マンダレー間はミニバンが運行しているようで、前日ホテルにチェックインした際に、フロントで予約してもらいました。
2~3時間程度の旅程で8000チャット(600円程度)と、バスに比べるともちろん高いですが、ホテルまで送迎してくれるサービス付き。
朝9時半頃ホテルにピックアップしに来、そのままマンダレーへ向け出発しました。予想通り外国人はいませんでした。
2時間程度でマンダレー郊外のミニバンの運行会社事務所に到着、トラックに乗り換えて乗客各々の目的地へ向かってくれます。
乗客はローカルの方々ばかりなので、住宅街に停車します。一軒家やアパートなど、日本人も全く抵抗なく住めそうな綺麗な家も多くありました。もちろんそればかりではなく、トタン屋根の小屋が密集していて、そこに人が住んでいそうな場所もありました。
1時間ほど市内を巡り、ようやく自分の番。炎天下のお昼過ぎにホテルへ着きました。
英語が堪能なスタッフが多く、皆フレンドリーでした。
体調も万全で無いので、この日はお休みしました。
翌朝、最上階の朝食ビュッフェへ。このホテルは通常の客室に加えドミトリールームがあり、一般の宿泊客と同じ朝食を頂けます。ミャンマーでは朝食付きのゲストハウスも多いのですが、簡単なトーストやフルーツ、卵といった物ばかりでしたが(それだけでも嬉しい)、800円程の宿泊費で10種類以上のビュッフェが頂ける場所って他にあるのか…と衝撃を受けました。
ドミトリールームがスタッフの仮眠室?になっているようでしたが、シャワーもトイレも清潔で、スタッフも親切、立地も良いです。(ABC Backpacker@GoldenCityLight)
朝食に感動しつつ、この日はサガインヒルへ向け出発。
ホテルのフロントで行き方を聞くと、
「マンダレー市内からバイクタクシーだと、20000チャット(1500円程)でサガインの観光地を巡ってくれる」とのことでした。
ジプニーのようなトラックだと500チャット(40円程)でサガインまで行けて、その後バイクタクシーに乗り換えるのが一番安く行ける様なので、早速サガイン行きトラックが通る大通りへ。
各所で停車し席がいっぱいになってから、サガインへ出発しました。
大きな橋を通り高架下で停車したところで、「サガインヒルへはここで乗り換え」と教えてもらい下車。
バイクの馬力足りる?とも思える坂を登り、サガインヒル頂上にある”サンウーポンシンパヤー(寺院)”へ。
慰霊碑は寺院にあると思っていたので、寺院の中へ。
寺院からの景色は良く、外国人観光客が多く訪れていました。通路でミャンマーの衣装や雑貨を広げていたり、奥には食堂もあります。
寺院内を探しても慰霊碑が無く、イラワジ川を望む喫茶で休憩。ここで聞いてみると、日本人の碑は正門の辺りだと。
寺院の正門から少し上がった場所に慰霊碑がありました!
慰霊碑は塀で囲まれ、鍵がかけられていたので、寺院関係者に開けてもらうようお願いしました。
合掌。
2016年から慰霊碑巡りを始めてから、初めて同郷の先輩方が多く亡くなったこの地で、慰霊碑をお参りし線香をあげることができ嬉しいです。
また同郷出身の友人達にも、慰霊碑の存在やこの地で先輩方が大勢亡くなった事を伝える機会にもなったと思います。”地元” という身近な繋がりが、関心を持ちやすいと感じました。しかし一番は『ファミリーヒストリー』を調べることでしょう。
翌日は、司令部の置かれていたピンウールィン(メイミョー)へ向かいます。