フィリピンを防衛する第14方面軍の司令官・山下奉文大将は、このロスバニョスという地で処刑されました。
この日は朝からとても良い天気で、かなりの猛暑でした。
この暑さの中、パグサハンからジプニーとバスを乗り継ぎロスバニョスへ。
ロスバニョスの街から、慰霊碑『将軍山下奉文終焉之地』を訪れるのは簡単です。
“ヤマシタ・ストリート” までトライシクルに乗り、
集落の中に慰霊碑があります。
慰霊碑を訪れると、近所に住む男性が話しかけて来ました。
この慰霊碑が建てられた1970当時は慰霊碑と台座のみでしたが、2002~03年頃に屋根がつけられたそうです。
当初は日本人のツアーバスが6~7台停まることもざらだったようで、「日本人がたくさん来ていた時はとても楽しかったなぁ」と当時のことを話してくれました。現在は訪れる人がとても少ないようです。
とても友好的な方でした。
フィリピン以外でも言えることですが、
“旅行で多くの人がその街に滞在しても、慰霊碑を訪れる人はごくわずか” です。
また、この付近に日本人の慰霊碑があるとのことでした。本間雅晴中将の墓碑と思われ、フィリピンを出国後場所を確認しました。