マンダレーから旧日本軍の司令部が置かれていた街メイミョー(ピンウールィン)へ向かいます。


マンダレーの宿で朝食をとり、フロントで予約してもらったシェアタクシーに乗りメイミョー(ピンウールィン)へ。フロントの人によれば、標高が高く涼しいので、風邪をひかないように気を付けないといけないそうで。

チェックアウトの際に3日間お世話になったスタッフに、ピンウールィンの後またマンダレーに戻ってくると伝えると、「じゃあここに泊まるの決まりね」と。

ホテルの朝食会場より

マンダレー市街地を抜け山間部へ、マンダレーからラシオ・中国国境へと続く街道を進みます。
荒々しく削られた、山肌がむき出しになったままの道路を登っていきます。かなり標高差があるようで、眺望を観に停車している車やバイクも多々ありました。

マンダレーから3時間程でメイミョー(ピンウールィン)に到着し、住宅街の中にある宿へ。宿泊者は欧米の人ばかりで、なぜこのような街に滞在するのかと疑問に思いましたが、トレッキングが人気な場所で、多くがトレッキングを目的に滞在していました。

宿の屋上より

ここピンウールィンは旧日本軍の司令部が置かれていた街で、『陸軍墓地』の碑があります。
場所はミャンマー軍施設の敷地内 としか情報は無かったので、ローカルの人に聞いて回るしかない。宿のスタッフ、通りのバイクドライバーに聞き込みを続け、場所を知っているドライバーにたどり着きました。駅で待機していた若いバイクタクシードライバーで、言い値で連れて行ってもらいました。

ピンウールィン市内の時計台

軍の敷地へ入り未舗装の道を進み、慰霊碑へたどり着きました。
軍の敷地内に民家や畑のある、不思議な場所でしたが、農作業をしている人に場所を聞きながらだったので、知る人ぞ知る場所なのでしょう。無事確認でき良かったです。

『陸軍墓地』の碑
慰霊碑の周りは畑
畑の脇道を進んでいきます

滅多に日本人が訪れることがない街の、情報も少なく訪問の難しい慰霊碑

現存が確認でき安心しました。誰か管理している人がいるのか分かりませんが、屋根までかけられていて有難いです。

また、連れて行ってくれたドライバーにも感謝です。
軍の敷地に入る際の手続きや事情の説明など全てしてもらい、料金もそれだけで良いのかという値段でした。普通ならチップを渡すべき事でも、「それ程の事じゃない」と受け取りを拒否されたり。改めて素敵な国だなと思いました。
観光地だとたまにボッタクリもあるので、地方都市の滞在がオススメです。

また、この地域はミャンマーコーヒーの産地でもあり、コーヒー農園から豆を仕入れているカフェもあります。農園の見学ツアーもあるようですが、お土産にコーヒー豆を購入するのも良さそうです。新しく綺麗なレストランも多く、滞在の敷居は低い街です。

今回は1日しか滞在できませんでしたが、次回渡航時にはトレッキングツアーやコーヒ農園の見学など、現在の姿をもっと見に行きたいです。
翌日マンダレーへ戻り、マンダレーヒルの訪問および最北の地・カチン州ミッチーナーへの渡航準備をします。


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