列車内

本日はカーンチャナブリー各所へ向かいます。
まずは始発列車にて『アルヒル桟道橋』へ向かいます。

朝6時にカーンチャナブリー駅を出発しました。日の出前で、あたりは真っ暗。窓は開放されていて、まだ上着が無いと寒いです。
やはりこの時間に乗車する人はとても少ないですね。

しばらくは草原地帯を走ります。少しずつ陽が登ってきました。


カーンチャナブリー駅より1時間半程で、アルヒル桟道橋/Tham Krasae Bridgeに差し掛かります。
橋の両端に “Tham Krasae Bridge駅”という同じ名前の駅が2つありますが、乗車したまま橋を通過したいので、1つ目では降りません。

アルヒル桟道橋

橋を通過する際はさらにスピードを下げます。修復しているとは言え戦時中に作れらた木製の橋ですので…

桟道橋を渡りきるとすぐ駅があり、こちらで下車します。早速、列車で通った橋を歩いて渡ります。

アルヒル桟道橋は、泰緬鉄道の中でも犠牲者を多く出した場所の一つで、大型の機械が運び込めない山奥の為、木製の高架を掛けながら、岩を手作業で削ったと言われています。

高架になっている部分は線路の中を歩きます。

橋を渡りきり、橋の手前の駅に着きました。途中で、付近のホテルで働いていると言う人に教えてもらった、橋の下を通るルートで戻ります。

下からは、正に、この桟道橋が木製であるとよく分かります。

橋の全体像を見ても、その凄さが分かります。
300Mにわたりこの様な橋が過酷な環境で建設されていたなんて…

泰緬鉄道は連合軍捕虜虐待として有名ですが、『ロームシャ』と呼ばれるアジア諸国から駆り出された20万人以上の中にも、多くの人が犠牲になった事はあまり知られていません。

途中の洞窟に仏像があり、お祈りしました。

1時間程散策していましたが、それでも帰りの列車まで4時間あります。混雑を避けるには良いですが、時間が余ってしまいます。

12時頃に2便目が遅れて到着しました。この時間には車で来る観光客もいます。

日本人や欧米のツアーがいくつか到着し、一気に人で賑わい始めました。

年月が経つにつれて戦争について記憶からも消えて行く中で、
戦争で大きな事件のあった場所でも、観光目的で人が訪れ、その人たちが知る機会があり、とても貴重な場所です。当事国である日本からの観光客が多いことも良いなと思いました。

都市部からのアクセス、観光地としての魅力、そして施設が整っている場所ですので、海外渡航に慣れていないくとも、比較的容易に訪れることができます。
こういった場所が、過去の出来事に興味を持つきっかけになりやすいのかもしれません。

ツアー客の利用するレストラン

お昼過ぎの列車でアルヒル桟道橋を発ち、『戦場にかける橋』Bridge on river Khwae駅にて下車、すぐ近くの『慰霊の碑』と泰緬鉄道博物館を訪れました。

この碑は昭和19年当時に、泰緬鉄道建設で犠牲になった方々のため建てられました。線香やマッチが置いてあり、観光で訪れた際にも線香をあげることができます。訪れた際には少しばかりお志をお納めいただけると幸いです。

今回のカーンチャナブリー滞在で、日本が関わり犠牲になった諸外国の人々へも、戦死された方々と同じ様に、慰霊・参拝すべきと、また強く感じました。

翌日バンコクへ再び戻り、いよいよミャンマーへ向け移動します。


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