レイテ西部に慰霊碑巡りに来て2日目、オルモックから南の町アルブエラにある第二十六師団戦没者慰霊碑へ行きました。

かつて荷揚げの基地があったオルモックを南から攻めるアメリカ軍に対し、日本軍はパラナスという場所で川や丘を利用した陣地で対抗しました。このパラナスの丘に第二十六師団の慰霊碑があると言われます。前回の渡航でも丘に登りましたが見つかりませんでした。

場所はアルブエラの南部、バイバイとの境に近い場所です。オルモックでアルブエラ方面行きのバスに乗って向かいました。

目印となるのはフィリピンの慰霊碑です。

この後ろに見えるのがパラナスの丘で、頂上に第二十六師団の慰霊碑があるとのことです。排水路の縁を歩いて丘へ向かいます。

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丘のふもとで農作業をしていた夫婦に話を聞くと、「丘にはオーナーがいるから案内するよう頼むよ」とオーナーの元へ。

オーナーもお仕事中でしたが快く引き受けてくれました。そして丘を登って行きます。

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獣道よりもグレードの低い道ってどう呼ぶのでしょうか。もう道じゃない?ところを登って行きます。

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下は2006年の写真です(フィリピン戦没者慰霊碑保存協会より)

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頂上に着きましたが慰霊碑らしき十字架がありません。

ここがかつて慰霊碑のあった場所とオーナ。

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言葉がわからないので身振り手振りで教えてもらいましたが、どうやら木製の慰霊碑なので風化して土になったとのこと。

言葉が通じていなかったため100%の信頼性はありませんが、もし風化して無くなってしまったのであれば、慰霊碑を訪れるのにタイムリミットがあるということです。

管理のできていない慰霊碑はいずれ無くなります。

本当に自分はどうしたいんやろうか〜と自問。

慰霊碑のあった場所でお祈りし、丘を下りました。

今回丘を案内してくれたオーナーのリさん、物腰柔らかで良い方でした。お仕事中にも関わらず案内してくれて感謝!

お礼として少しお渡ししました。お酒が好きなようで、「仕事終わりにトゥバ(現地のココナッツワイン)でも飲んで」と言うと笑っていました。

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慰霊碑巡りをしていても、現地の乗り物や現地の人たちとの関わりがあって、旅に近いものに感じます。たくさんの人に甘えて、優しくしてもらって、お世話になった!

慰霊碑も日本人だけのことじゃないんですね。

もっと慰霊碑に深く関わるなら巡るだけじゃダメかな、慰霊碑のある地域・コミュニティに関わっていくことも必要かなと思います。

そのために自分はもっと自由なスタイルの仕事の仕方で、戦地に滞在できるようにならないとね。

最終日3日目は玉砕の地カンギポットヘ登ります。

 


慰霊碑に関するお問い合わせは お問合せページ または info@japan-warmemorial.com までご連絡ください。


今回訪れた慰霊碑への行き方